記憶と記録

雑記、詩、遺書

まじでもう仕事無理かもと思って、休職?いやいや復職怖すぎる、退職?いやいや無職が一番怖いんだからとかぐるぐる考えてでもそんなこと判断できるような状況でもなくとにかく身体が鉛のように重く動けなくて仕事中に涙が止まらなくて助けてくれと叫びなが…

全然もう生きてなんかいたくなくて、最悪最悪最悪だと思い続けて幾年、そうした自己嫌悪が膨れあがって地球を覆い尽くし、今、窒息しそうになっている。最悪最悪最悪だと思うのは大抵人との関わりが強く濃厚であった日で、やはり私は誰とも関わるべき人間で…

考えれば考えるほど

あかいあかい血は太腿に滴り落ちて 涙は流さずにいる 悲しくなんかない 胸がきりきり胃がとくとく 狂った身体がビー玉のないラムネ瓶のよう ------------- これまでの人生を思い出す。 これまでの感情を思い出す。 これまでの暮らしを思い出し、 これまでの…

いまさらのラブレター

何度も夢に出てくる人がいる。 わたしの憧れ。心地よい秋風のような人だった。 憧れだったから、ふつうの眼でその人を判断することができず、私にとってその人は実体のない概念や哲学のようなものの一つだった。 顔や声はほとんど覚えていないのに、あの人の…

おばあちゃん

おばあちゃんが息を引きとった。 8月10日13時10分。 その前日 素性の知らぬ男と酒を交わし 知らない駅の待合所で 意識を取り戻したのは私。 酩酊しながら家路につき ベッドの上でただひたすらに 恥晒しの我が人生について思いを馳せていた。 ところだった。 …

4月

何よりも嫌いだった春がきた。 桜が満開で、人々が衣服を一枚脱ぎ、なんだか晴れやかな顔をして、日本をくるむ空気全体がどこか浮き足立っている。 古く、長く、親しみのあるものが好きで、手垢のついていないピカピカの、馴染みのないものが苦手だった。 人…

陽だまり、そして朗らかな希望

3月になった。 大学1年生の夏の終わり、ふとブログを書こうと思い立ち、それから3年半の月日が流れて今は卒業式を目前に控えた具合である。 朝。上着を脱ぐにはまだ肌寒いくらいの、人類が最も生活するに適したであろう気温。澄んだ空気は麗しいベールとなっ…

あ、この人、このままだと死んじゃう。 そんなことを感じたのは、22年間生きてきて初めてのことだったと思う。 希死念慮は世の人の中で普遍的に存在するものだと勘違いしていたけど、ここ数年で、そうでもないことを悟りつつあった。 別にみんな、死にたいな…

ずっと好きだったものが いつのまにか それほどでもない存在になっていたり まるで興味のわかなかったものが ある時突然 きらきらと輝いて見えだしたり わたしは変わりつづけていくし 世の中も変わりつづけていくの 信じていたものが 音を立てて崩れ落ちてい…

海の先を見つめながら 片手に煙草を燻らすあなた 煙の隙間からのぞくあなたの顔は いつも何かを背負っている 表面をなぞる会話の中から あなたの核の鼓動を感じる それは今にも弾けて無になりそうな そんな危ない気配がある 触れてはいけないあなたの核と 怖…

ろうそくに火をともす 部屋の中央で、かすかな、けれど確かな光が揺らめいている 光をきっかけに、周囲のものが朧げに浮かぶ ゆらゆら ふわふわ 捉えることのできない光 どうして私は生きているんだろうと思う どうして生きていかなければならないのだろう …

テイクフリー人生

風化していく。 悲しみか、痛みか、後悔か、疑念か、怒りか、懐かしさか、温かさか、愛おしさか。 分からなかった感情に色が宿っていく。 爆発の後に小さな破片がそこかしこに散りばめられている。 ひとつ、ひとつ、手にしては涙し、手にしては涙し、大切な…

人生のスタートというのは、母体に新たな命を宿した瞬間でも、産道を抜け身体が外気に触れた瞬間でも、物心のついた頃合いでもなく、自分という人間を受け入れられた瞬間なのだと思う。 人によっては生まれ持ったその瞬間から自分を受け入れられる人もいるの…

生き地獄無限列車編

鬼滅の刃は1話だけ見ました。 生き地獄。生き地獄。人生は生き地獄です。 わたしはわたしのことが醜くて仕方ありません。 人と対話すると相手を通して自分を客観視できてしまうから、人に会う予定が重なった時は自意識がわたしに刃を向けて今にも息の根を止…

なにかが異常なほどくるしくて どうしようもなくくるしくて ただただこわくて恐ろしくて でも涙はただの一滴もこぼれず 22年間泣き続けて生きてきたから もう枯れてしまったのだろうと思って そんなかなしい人生のことを想って そう、そういえばわたしはずっ…

電線が地中に埋まってしまったら

つい1週間ほど前まで、わたしは確かに半袖を着ていたはずなのに、今日は裏起毛のスウェットの下にヒートテック(それも極暖の)まで着込み、それでも寒い寒いと嘆いている。 10月も終わりかけのある日、やさしいクリーム色の西日にほんのりと染められた電信柱…

22歳はまぼろしだと思ってた

22歳になった。なまえの後ろに続くのは、頼りない(22)という表記だ。 22歳はまぼろしだと思ってた。 いつだったか、遠い昔、でもものすごく近い時代のこと。あの頃みえていた22歳という年齢は、とても大人びていて、大人になりたいと願う子どものわたしには…

希死念慮を至って真面目に考える

希死念慮がある。 こんなことを言うと、病んでるのかとか何か悩みがあるのかとか暗いだとか重いだとかメンヘラだとか思われる(し実際に言われたりする)けれど、わたしにとってそれはものすごく普通の当たり前の日常の普遍的なことで、ただ、そこに希死念慮が…

がんばらないをはじめる

布団に入って目を瞑り、眠れるのをぼうっと待っている 得体の知れない涙が右の頬を伝っていく 起き上がって薬をのみこみ 机の上に不規則に積み上げられた本のタワーをみつめる そんなことをしていると、何某かに引っ張られていきそうになる わたしを 何が ど…

眠れない夜に

鼓動は激しく 手は震え ああまたか、と項垂れる ひとが消えては現れ 人間関係は流動的で 恋人なのか恋人じゃないのかよくわからなかった人と、ひとまず「友だちに、戻ろっか」とはなした でもそんなことはほんとうになんでもないことだったから、やっぱりわ…

夜も朝も基本的には気が狂いそうで わたしが正常でいられるのは ここのところは夢の中だけで ああ最悪だ 最悪だ と涙を垂らしながら こんなわたしでごめんなさい 人間として最低でごめんなさい と誰でもない誰かに謝りながら そういうことを毎日欠かさずやっ…

ゆめをみるようになった。 夢を覚えるようになった。 もともとあまり夢をみるほうではなく(あまりというか本当に全くみなかった)、みるようになったのはここ1ヶ月ほどのことだ。 率直に言う。とてもたのしい。 目を覚まし脳がはっきりと形を持ち始める頃に…

死にたがりの君に

死にたいと叫ぶ人は死なないんだよ、 死はいつも思いもよらないところに訪れるんだ とだれかが言った そうかもしれない、と思う 死にたいわたしたちは 死にたがりの君はきっと 死なない 死を意識するということは 生を意識すると同義だから 死にたくて、死に…

誰かを嫌うという行為はわたしにとってはひどく面倒なことなので、「あ、この人、ちがう」と思った場合には、わたしの世界からその人の存在を消すことで精神を保つようにしている。別に相手に対しては一切のアクションもとらない。ただ、精神的に無にするの…

もうあと1ヶ月もしないで22歳になるわけだけど、今日はそんな年齢らしからず嗚咽するほどボロボロと泣いた。目が腫れた。 (追記:よく考えたらあと2ヶ月もしないでの間違いだった。脳が働いていません。) わたしは人との衝突を避けて避けて避けてコミュニケ…

帰省したい ああ、帰省したい 帰省したい コロナ・・・・・・・ マジでなんなんだ この世・・・ どうなるの これから・・・

悲しみに蓋をしないで 苦しいも寂しいも悲しいも、すべてあなたが生きているという証なの どうかひとりで抱え込まないで マイナスな言葉は発することを制御してしまいがちだけれど、実のところ、そのマイナスが自分自身であって、マイナスな自分を拒絶する人…

よーい、ドン

自分の中にひそんでいる悪魔を、時に見て見ぬふりをして、時に様子を伺ってみたりして、時に痛めつけたりして、なんだかそんな様にしてもともに向き合うということがなかった。ここ8年間くらいのこと。 またここでわたしは言い訳をしてしまうわけだけれど、…

忘れないで、貴方とわたし

心から優しい人は 言い換えれば 人を傷つける言葉を知っているのね。 目を閉じる。ボリュームを上げる。自然と体が揺れる。音が全身を包み込み、血となり、肉となっていく。これを感じるためにわたしは生きているんだ。 空を見上げる。曇りのない青空も、雨…

身体がおもたい。日を増すごとにアルコールを分解する能力が衰えていく。 雨が降っている。すべての穢れを洗い流してくれそうな、強くてたくましい雨。 ベランダに出ると、大学名がでかでかと書かれたオブジェというにしてはあまりに大きすぎる建造物がみえ…