海の先を見つめながら 片手に煙草を燻らすあなた 煙の隙間からのぞくあなたの顔は いつも何かを背負っている 表面をなぞる会話の中から あなたの核の鼓動を感じる それは今にも弾けて無になりそうな そんな危ない気配がある 触れてはいけないあなたの核と 怖…
ろうそくに火をともす 部屋の中央で、かすかな、けれど確かな光が揺らめいている 光をきっかけに、周囲のものが朧げに浮かぶ ゆらゆら ふわふわ 捉えることのできない光 どうして私は生きているんだろうと思う どうして生きていかなければならないのだろう …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。