記憶と記録

雑記、詩、遺書

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

なにかが異常なほどくるしくて どうしようもなくくるしくて ただただこわくて恐ろしくて でも涙はただの一滴もこぼれず 22年間泣き続けて生きてきたから もう枯れてしまったのだろうと思って そんなかなしい人生のことを想って そう、そういえばわたしはずっ…

電線が地中に埋まってしまったら

つい1週間ほど前まで、わたしは確かに半袖を着ていたはずなのに、今日は裏起毛のスウェットの下にヒートテック(それも極暖の)まで着込み、それでも寒い寒いと嘆いている。 10月も終わりかけのある日、やさしいクリーム色の西日にほんのりと染められた電信柱…

22歳はまぼろしだと思ってた

22歳になった。なまえの後ろに続くのは、頼りない(22)という表記だ。 22歳はまぼろしだと思ってた。 いつだったか、遠い昔、でもものすごく近い時代のこと。あの頃みえていた22歳という年齢は、とても大人びていて、大人になりたいと願う子どものわたしには…

希死念慮を至って真面目に考える

希死念慮がある。 こんなことを言うと、病んでるのかとか何か悩みがあるのかとか暗いだとか重いだとかメンヘラだとか思われる(し実際に言われたりする)けれど、わたしにとってそれはものすごく普通の当たり前の日常の普遍的なことで、ただ、そこに希死念慮が…

がんばらないをはじめる

布団に入って目を瞑り、眠れるのをぼうっと待っている 得体の知れない涙が右の頬を伝っていく 起き上がって薬をのみこみ 机の上に不規則に積み上げられた本のタワーをみつめる そんなことをしていると、何某かに引っ張られていきそうになる わたしを 何が ど…