記憶と記録

雑記、詩、遺書

2022-01-01から1年間の記事一覧

まじでもう仕事無理かもと思って、休職?いやいや復職怖すぎる、退職?いやいや無職が一番怖いんだからとかぐるぐる考えてでもそんなこと判断できるような状況でもなくとにかく身体が鉛のように重く動けなくて仕事中に涙が止まらなくて助けてくれと叫びなが…

全然もう生きてなんかいたくなくて、最悪最悪最悪だと思い続けて幾年、そうした自己嫌悪が膨れあがって地球を覆い尽くし、今、窒息しそうになっている。最悪最悪最悪だと思うのは大抵人との関わりが強く濃厚であった日で、やはり私は誰とも関わるべき人間で…

考えれば考えるほど

あかいあかい血は太腿に滴り落ちて 涙は流さずにいる 悲しくなんかない 胸がきりきり胃がとくとく 狂った身体がビー玉のないラムネ瓶のよう ------------- これまでの人生を思い出す。 これまでの感情を思い出す。 これまでの暮らしを思い出し、 これまでの…

いまさらのラブレター

何度も夢に出てくる人がいる。 わたしの憧れ。心地よい秋風のような人だった。 憧れだったから、ふつうの眼でその人を判断することができず、私にとってその人は実体のない概念や哲学のようなものの一つだった。 顔や声はほとんど覚えていないのに、あの人の…

おばあちゃん

おばあちゃんが息を引きとった。 8月10日13時10分。 その前日 素性の知らぬ男と酒を交わし 知らない駅の待合所で 意識を取り戻したのは私。 酩酊しながら家路につき ベッドの上でただひたすらに 恥晒しの我が人生について思いを馳せていた。 ところだった。 …

4月

何よりも嫌いだった春がきた。 桜が満開で、人々が衣服を一枚脱ぎ、なんだか晴れやかな顔をして、日本をくるむ空気全体がどこか浮き足立っている。 古く、長く、親しみのあるものが好きで、手垢のついていないピカピカの、馴染みのないものが苦手だった。 人…

陽だまり、そして朗らかな希望

3月になった。 大学1年生の夏の終わり、ふとブログを書こうと思い立ち、それから3年半の月日が流れて今は卒業式を目前に控えた具合である。 朝。上着を脱ぐにはまだ肌寒いくらいの、人類が最も生活するに適したであろう気温。澄んだ空気は麗しいベールとなっ…

あ、この人、このままだと死んじゃう。 そんなことを感じたのは、22年間生きてきて初めてのことだったと思う。 希死念慮は世の人の中で普遍的に存在するものだと勘違いしていたけど、ここ数年で、そうでもないことを悟りつつあった。 別にみんな、死にたいな…

ずっと好きだったものが いつのまにか それほどでもない存在になっていたり まるで興味のわかなかったものが ある時突然 きらきらと輝いて見えだしたり わたしは変わりつづけていくし 世の中も変わりつづけていくの 信じていたものが 音を立てて崩れ落ちてい…