記憶と記録

雑記、詩、遺書

家族って

 

ことばは時に花束にもなりうるし、狂気にもなりうる。

 

ことばそのものに価値はない。そのことばをどう受け取るか、それが全てだ。

 

 

わたしは家族のことをとても大切に思っています。その感覚は依存とも言い換えられるかもしれない。

 

その一方で、わたしは家族といると、底知れぬ孤独を感じます。

ああ、やはり理解できないし、理解されない。家族なのに。

 

家族だから、愛し愛されて当然だとか、理解し理解されて当然だとか、一緒にいて当たり前だとか、そういう固定観念みたいなものを捨てきれずにいるんだと思います。

 

期待するから、勝手に裏切られた気持ちになって、独りになってしまう。

 

 

家族といえど、血が繋がっているといえど、他人は他人。

 

本当のことを言えば、絵に描いたような仲良し家族になりたかった。そう、ありたかった、と思う。

 

すべて受け入れて生きていく。

わたしはなにもわかっていない人間かもしれない、けれど、この感覚は本物で、今この瞬間そう感じていることは事実で、こればかりはもうわたしにもどうすることもできない。

 

 

愛する家族のこと