記憶と記録

雑記、詩、遺書

もぬけの殻の私と対照に

右も左も分からなくなった。

世界が歪む。フェードアウトしていく脳を曖昧に、でも確かに感じて、あまりの滑稽さに笑いが止まらなくなる。

 

すっからかんな人が好きではなかった。

SNSで繰り広げられる何かを満たすためだけのつまらない会話 含みのある投稿 自分が正しいと言わんばかりの強い思想

 

見ていられなくなる 受け止めきれなくなる たった100人程度のTLをスクロール出来なくなる 私の器は人より小さいから SNSを使うという人並みのことが出来なくなる

(SNSの使い方なんて自由なのに 何を投稿して 何に反応しても良いのに )

 

でも、”それ”は全て自分自身のことでもあった

むしろ 自分自身のことでしかなかった

何かを満たすために 分かりそうでわからないような言葉で 反論を認めないような態度を取っていたのは 他の誰でもない 私なのだ

中身がない 詰まっているようで 実は空洞の私

ほかの誰よりも わたしには何もない

「あなたは人を小馬鹿にしている」と言われたことがあった 笑っちゃうよな きっと根の性格が腐っているから どれほど繕っても 少し亀裂が入れば あっという間に剥がれていく着ぐるみ

 

 

「私は、闇を感じる人じゃないときっと好きになれない。向上心のある人もだめだ。生きているだけで偉い、と本気で思っている思ってくれる共有できる人。じゃないと、だめなの。」

 

伝えた相手は 向上心のある人だった。

「俺、後悔したことがないんだよね。」

と彼は言っていた。

毎日のように毎時間のように後悔を重ねていく私とは、正反対の人。

私は、ただ、彼に憧れていただけなのかもしれない。絶対になれない彼に。私と正反対の彼に。

 

私の希望とは裏腹に、きっと彼のような人達の方がずっと、詰め物が多くあって、

 

 

 

常に思考している 当たり前かもしれないが

ずっと何かを考えている 引っかかって絡まって解けなくなった何かを

きっと私は考える時間が好きなのだ

答えを探して頭を回転させるわけだが、答えが出たことなど過去に一度もなかった

 

正解なんて本当に存在するのだろうか