記憶と記録

雑記、詩、遺書

不透明な過去

ZOZOTOWNで買った安いマフラーが、結構好みな感じで気に入った。鏡の前で試しに巻いてみたときに自分の顔を見たら無意識に笑みが溢れていて気持ちが悪かった。

 

私の通う大学は、大学入学の為に引っ越すまでの18年間を過ごしたあの田舎よりも寒い場所にある。いつからか「この時期でさえ寒くて震えてるっていうのに、真冬はどう過ごしたらいいの?」が口癖になった。この台詞を何度も聞かされている友人の身になって考えてみるとなんだか申し訳ない気持ちになったので、あまり言わないように心掛けようと思う。

 

スーパーの酒売り場には冬季限定を謳ったチューハイがずらりと並んでいた。なんでもかんでも限定と付けるな!限定と言っておけば良いと思うなよ!と心の中で毒を吐くが、その商品が気になってしまう自分がいるのも事実。悔しい。本当に悔しい。まんまと企業のマーケティング戦略に乗せられている。奴らの思い通りに動いてたまるかと酒売り場を離れた。いや、てか未成年だし。ふざけるなよ、世界。限定でいいのはさつまりこだけだからな。さつまりこだけは、秋を感じさせる頃にフラッと店頭に並んで、「わ、もうさつまりこが販売されるような季節になったのか...」と思わせてくれよ。

 

未成年なのに誰が見ているかも分からないようなSNSに堂々と酒や煙草を載せる人の、その屈強なメンタルに乾杯したい。かっこいい。憧れます。質問箱使う人もかっこいい。私は人間の限界に挑むレベルの自己肯定感の低さを持つので、質問箱を絶対に使えない。この気持ちが分からない人や質問箱を使った経験のある人はある程度の自己肯定感を持っているのでそのままの貴方で生きてほしい。私は自分に確かな自信を持っている人がめちゃくちゃ好きなんだ。私がもし質問箱を始めたら、みんな、褒めてね!あと、ひとの質問箱みるのめっちゃ好きだから、みんなもっと質問箱という神コンテンツを沢山利用してください。私は質問しませんが...。

 

話は戻るけどまじでSNSというのはどこの誰が見ているか分からない。私は0フォロー0フォロワーのTwitterアカウントを持っているんだけど、見ず知らずの人から突然ツイートをふぁぼられたりする。みんな、意外とツイッターの検索機能を使っているし、ふぁぼする人<ふぁぼしない人と考えると、ゾッとしない?そういえばツイッターのアレは今はいいねなのか。私はFavoriteが好きだったな。それまではFavoriteの感覚でそこをタッチしていたのに、突然いいね!に変えられたから「いや、いいね!じゃなくてFavoriteの気持ちなんだけど...」とよく思ったものだ。

ふぁぼという響き、懐かしいよね。英語でfavoriteという単語が出てきたときは感動した。ファボライトだと思ってたらフェイバリットだと知ったときは少し恥ずかしかったな。ああ、馬鹿が露呈していく。

 

 

実家の郵便番号を忘れてた。実家宛に送らなければならないものがあって、封筒に郵便番号を書こうとしたら、あれ?となった。多分、これで合ってるはず...と思いながら不安なので一応ネットで検索をかけてみたら、最後の1桁が見事に違った。いや〜かなり悲しかったんだ、これが。そんなことある?と自分を疑った。何度も何度も何度も何度も書いて聞いて目にして入力してきた文字列なのに。

私は小学生の頃からパソコンが大好きで、当時の同年齢の子に比べるとかなりネットを利用していた方だと思う。色んなネットゲームに登録して馬鹿みたいに遊んでた。そのゲームのアカウント登録をしたり、メアドを手に入れるためにヤフーやグーグルに登録する時に、個人情報を入力しなければならないんだけど、そういう時にもう何度も何度も入力したあの文字列。懸賞にもハマってたからそれも。完全に定着したと思っていた知識。自分の名前と同じくらいの。それくらいの、当たり前の知識。だと思ってたんだけどな〜。

実家を出て、一人暮らしを始めて約8ヶ月。ここまで本当にあっという間だった。一瞬にして過ぎていった。だからこそ余計、郵便番号を思い出せない自分に驚きと怒りと悲しみを感じた。ポール・エクマンの言う基本6感情の3つを同時に味わったんだ。ハハハ。

 

時間は確実に過ぎていってる。大学生なんてあっという間に終わるよって誰かが言っていた。まさか、と思っていたけど、本当にあっという間に終わりそうで、時々私は立ち止まって後ろを振り返る。このまま 何もないまま 何も得られないまま 何も成長できないまま 大人になってしまって良いものか。社会に出てしまって良いものか。たまに本気で考え込んで、何者でもない自分に心底落ち込む。ポエマーか!ってな。

 

こんなゴミ箱みたいなブログに時間を費やすより、明日のテストに向けて勉強した方が、よっぽど自分のためになるってのに、私は...。

最近は死にたいという感情が薄れてきたので、かなり日々を過ごしやすい。ちょっと、頑張ってみるか〜という感じです。何をどう頑張るかはご想像にお任せします。ちなみに自分も分かりません。