記憶と記録

雑記、詩、遺書

クソッタレ、でも愛を

 

どんよりとした暗くておもたい渦巻が、わたしの心の奥の奥の部屋に閉じ込められて暴れている。

 

かなしいですくるしいですと言いづらい空気がある。みんなつらいしみんな苦しいんだよ、だからさ...と釘を刺されているような気がしている。

 

なんでもないフリをすることばかり上手くなっていく。ヘラヘラといつも笑っていて、社交の場でなんでもない顔をして溶け込んで、悪口大会でヘッドバンキングして、後からひどく落ち込んだりしている。本当のわたしはそんなに笑いたくないなと思っていて、ひとりでいるほうがラクだし好きで、悪口は極力聞きたくないし言いたくない。

どうやら社会で生きていくというのは、こういうことをそれなりにこなしていくということ、らしい。わたしはそこまでしてこの人生を生き続けたいのかと疑問に思う毎日で、人を傷つけたり自分に嘘をついてまで生きる必要はないという結論に至る毎日だ。

 

SNS上には自分と同じような感覚を持った人たちがいて、そういう人の存在にかなり救われているところがある。どこの誰ともこの感情を共有できていなかったとしたら、今頃わたしはこの世にいないだろう。

 

人間というのはおもしろいと思う。こんなにも違って、こんなにも魅力的で、こんなにも醜いのだ。100人いれば100通りの性格がある。おもしろくないわけがない。MBTIによれば人間は16のタイプに分類できるらしいが...。