記憶と記録

雑記、詩、遺書

ダメダメになった。突然。

そもそも自分自身のことが心底嫌いなのが原因で こればかりはどうしようもないことで、どうにか折り合いをつけながら普段は生きているわけなのだけど、たまに唐突にソレが現れてしまうことがある。

涙が止まらなかった。思考はぐちゃぐちゃで、何が言いたいのか分からない。自分を否定する言葉は止めどなく、まさしく最悪の時間だった。なによりも その場に人がいたから、こうして文書を書こうと思うほどのバッドエンドとなったわけなんだけど。

 

これまでの人生、感覚としては 暗い暗い地下通路を ライトや松明なども持たず ただひとりで歩いてきたような感じで、道すがら同士を見かけたり 優しい人に出会ったりしたアレは全て夢の話で、目がさめるといつも一人だった。勿論 地上から刃物を投げつけられたりしながらの旅路だったんだけどそれはまた別の話。

そんなんだから 太陽の照らす地上の世界を誰かと戯れながら歩いてきた人とは 一線を引いてしまう悪い癖がある。

 

みんな本当は孤独で、みんな何かしら闇を抱えて生きている なんて言葉はもういいよ。大学に入ってから 思った以上にそういう人が存在することも知ったけど それでもやっぱりどう考えてもそうではない人が存在していて そんな人を目前に そのセリフを吐けるの?と思ってしまう。HSPだからなのか何なのかは分からないけど人のことばかり気にして生きてるから その人がどういう人なのか 詳細は分からないけど簡単な分類くらいはできる。

人を分類するときに 陰陽を使うことがあるけど(あれ私はあまり好きではないんだけど)的を射てるなあとは思う。自分は確実に陰な人間だし。

 

私がぐちゃぐちゃになったあの時、横にいたのは 地上を歩いてきた人で、陰陽で言う 陽の人だった。太陽の照らす地上を歩いてきた人というより、もはやその人自身が太陽と言った方が伝わるかもしれない。

 

太陽のように明るくて マザーテレサのように優しいその人は、やはり私とは違って、私は何度も「あなたとは違う、こうして一緒にいるべきじゃない」という旨を口にしてしまった。

その人は優しいから、たくさん優しい言葉をかけてくれたけど、その時の私には受け止められなかった。

泣いて 疲れて 落ち着いた時に ありがとうと伝えることができた。でも まだ心の中でモヤモヤとしたものが在るのは やはり私が 未だに線引きをしてしまっているからだと思う。

 

この線引きが消えない限り 私は多くの人に対して 心を開くことができないまま過ごすことになる。何とかしなくちゃという気持ちが50%で、どうしようもないという気持ちが50%。

線引きが存在したまま 私とあの人が 私と地上を歩いてきた誰かが 寄り添えたらいいのにな。

 

 

追加 寄り添えませんでした